イラストレーターでもある古着屋の店主がズバリ解説しちゃいます。
戻れやしない時代に戻ってみるのさ。
【retro.003】カルダン「キッチン・インテリア雑貨編」
前回に続き、ピエールカルダンのグッズでひっぱりますが
今回もザ★70年代アイテムを解説していきましょう!
使い易さとか食欲向上とかは、ひとまず横に置いといて 何より見た目が重視のデザインのようですね
使うより飾る方が合ってるような気がしてきた
この落ち着いた、いや落ちつきすぎるような色の 宇宙的なデザインの鍋にポット。
そして鍋の持ち手までもが丸いのですよ。
続きましてこちらのアイスポット&ピッチャーのパブセット
場末のスナックというよりは、 社長さん御用達の高級クラブのテーブルにでもあるイメージだ!
そしてこちらも、よーく見てみると持ち手が丸いのですね、
まだまだありますモダンな醤油さし&ソース差し
お洒落すぎて 黒いプラスチックに木の融合!ファッションの持つ可能性が食にも広がるパワフルさ。
なんだが、家庭の食卓にはミスマッチだし。
普段使いは難しいぞと思う重圧感!も、なかなかのものですね。
でも高級感はたっぷりスタイリッシュが大人の雰囲気!
こういう流れでくると、もちろん持ち手は丸いのですね
どれも丸だから 縁起がよいのかもしれません。
このようなテーブルウェアギフトが他にもいっぱいあったようで、驚きだ。
この時代は大家族で住んでる時代だから、 お中元やお歳暮などの贈答品でも、
ピエールカルダンのギフトや グラスのセットなども活躍してたと思われますね。
現代は少子化に核家族と昭和のような大家族や3世代同居も減少してしまい、
グラスも数個しかいらない時代なので
グラスも大箱入りでゴーイングベルボに 入荷しても
1個とかのバラ売りの方が人気があったりするのですよ。
でも、カルダングラスも時代の流れを先取りしてたのか否かモダンな1個入りのグラスもあったりします。
やはり定番人気は、カルダンのライン入りグラスです。
年代に応じてのリアクションも違うのですね~
人の思いは十人十色、時は流れてるから、感覚も違うよ。そりゃそうだね。
カルダングラスは他にも種類やデザインもいっぱい、そして当然の事ながら、
どのグラスも真上や真下から見ると、もちろん丸いのだ。
そして最後にインテリアアイテムの登場だ!
この配色、派手さも素晴らしい。「カルダンの壁掛け時計」です。
もしこれ復刻するなら、まさに今だと思う。若者向けインテリアで
こんなの作れば売れそうですよと思いつつ
シンプルすぎる現代には、このぐらい「ダイナミック」な!インパクトが欲しいもんだ。
そう思う今日この頃!。
この時計の形は四角でしたね。丸い時計バージョンもあればいいのに。
人気のあるレトロ雑貨のキーワードはカラフルポップ
カラフルでポップなものは元気がでるし。なによりカワイイから良しとしましょう。
忙しすぎる方々には、アイデアとユーモアも兼ね備えた
昭和レトロな雑貨たちは なんだか癒しも与えてくれるような気がしますね。
今回は写真いっぱいで紹介しましたが、まだまだ手品師のように次々にカルダングッズを出して
ご紹介したい気分ではありますが 今回はここまでということで・・・
さて次回は、レトロな福岡のスポット探訪 「博多パラダイス」です。
1960年代に夢の楽園があったらしい???よ! 乞うご期待