レトロをキーワードに60s70s80sのアイテムからスポットまで、
イラストレーターでもある古着屋の店主がズバリ解説しちゃいます。
戻れやしない時代に戻ってみるのさ。

【retro.012】色あせない世界ペロ

 

色あせない世界の絵を何度も何度も見つめ
もうどれくらい経つのだろう。サイケな世界に首ったけ
DSCF0704

 

今手元に漫画ビックコミックの創刊からの表紙が
49枚あります。ボクの大好きなペロさんの絵。本来なら49冊なんでしょうけど
表紙だけ切り取って集めてらっしゃった方がいたのがすごい。
そのおかげで、ページを広げれば自分だけの画集
49ページの好きなイラストがじっくり見れるので
たまに見てはニヤニヤしてしまいますね。
印刷物といえども
そのパワーや魅力は色あせることがありません。

ビッグコミックの表紙といえば一般的に
リアルに描かれた似顔絵の日暮修一さんや金子ナンペイさんの
絵のイメージしか浮かばないとおもいますが。

今回ご紹介するのは今から40数年前
1968年のビックコミック創刊から1970年10月号までの49枚です。
この49枚というのは
1960年代に活躍された伊坂 芳太良さん(通称ペロ)。
描いたもので僕はまだ生まれてませんが

とってもこの絵や時代の空気感もすきになってしまってます。表紙を見て気づいたのは緻密な線画で毎号表紙の中に
オラウータン(猿?)とモダンな女性と帽子の紳士が登場しているし。

その時代のファッションや事件、そして
表紙で季節感までも出てるのがとっても良くって
絵のぬくもりも感じてしまいます。
アポロ11号が歴史上初めて月に到着した1969年7月は↓
DSCF0708

 

 大阪万博の始まった1970年3月には↓
DSCF0711

などなど、表紙でこんなことがあったのね~と時代を感じますよ。

 

     1968年の4月創刊号~1968年12月↓
DSCF0706

1969年の号(1969年4月から月2回発行されてますね)この時代はお値段1冊100円です!↓
DSCF0707

 

        1970年の1~10月号まで↓
DSCF0710

どれも表紙がインパクト大ですね!!

ふらりと本屋で雑誌の表紙を見ても、ファッション誌の季節の服
以外は季節感などないものが多いし。
そもそもイラストが表紙の雑誌は少ないような気がします。
イラストなら印刷物になる
だいぶ前からでも季節の表現できますけどね。
ペロさんのようなインパクトがあるイラストで
アイキャッチで何だこれは!と吸い寄せられて!
季節感や旬の匂いもあり思わず手に取ってしまうような
強烈な表紙がイラストの雑誌が見たいです。

そんな絵が描きたいです。

緻密でサイケで絵に吸い寄せられる世界はペロさんしか描けませんが。今回は細い線にチャレンジして
緻密なイラスト描いてみたいなぁと思いました。
思いついたら有言実行、でも細い線を描くには???
安易にペンで描けばいいと思ったので
まずは画材屋で細い油性ペンを買ってみた。
 ペロさんは、部屋にある古道具なども自分の絵の中に
入れ込んでるようでしたので
 DSCF0695
ボクも視線に入る古道具の瓶や、ぬいぐるみでも描いてみた、そして
女性と男性を入れて細い線にチャレンジしてみました。
果たして緻密でサイケデリックな世界が描けたのか!?
緻密じゃない普通やん。。。という声もきこえてきそうですが。。。
色を塗るとレトロな感じになりました。
では完成作品はこちら   作品title『秋をなめる』↓
afroisaka
そういえば、ペロさんは筆はすべりのよい面相筆を好み
印刷される場合は線が飛ぶため丸ペンを使ったと書いてある
元奥さんが書かれた記事を読んだことがありましたが
僕が緻密に描いたつもりでも
油性ペンじゃ0.05や0.1でも線が太いなぁと思いました。
インクとペンでシャッシャツと勢いよく
もっと細い線を描いてみたくなったけど
それはまた次回にしようと思います。

季節の手ぬぐいを壁に飾るような感覚で
ペロさんのビックコミックの表紙を毎月飾ると
季節感がでそうなので
ゴーイングベルボの入り口あたりにでも飾ってみますね。。。

日本には四季がある
本格的に寒くなってきましたよ

もう季節は11月へ。

おでんが美味しい季節です。

次回は「番外編 レトロな場所」です。
どこかは決めてませんが ぶらり行ったとこでも紹介してみますね。
お楽しみに!

 


コメント投稿

メールアドレスが公開される事はありません。

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)